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軽量化の限界へ挑む!横浜国立大・帝京大の学生フォーミュラチームに構造最適化「OPTISHAPE-TS」の操作講習を実施

1月中旬~下旬に、当社「学生フォーミュラ応援プロジェクト」で支援している、横浜国立大学および帝京大学の学生フォーミュラチームの皆様にご来社いただき、構造最適化ソフト「OPTISHAPE-TS」の講習会を開催いたしましたので、その様子をお届けします。

なぜ「構造最適化」が必要なのか?OPTISHAPE-TSとは?

学生フォーミュラという過酷な競技において、マシンの「軽量化」と「剛性」の両立は勝利への絶対条件です。しかし、人間の経験則だけでその限界を突き詰めるには限界があります。

そこで力を発揮するのが、OPTISHAPE-TSです。OPTISHAPE-TSは、CAE技術を用いて最適な構造を「数学的」に導き出すソフトウェアで「トポロジー最適化」や「形状最適化」といった手法を用いることで、設計者の経験だけでは導き出すことが難しい、軽量化と剛性を考慮した最適形状を自動計算してくれます。

 

Topology

 

当社では、学生フォーミュラに取り組む学生の皆さんへ、OPTISHAPE-TSを用いて以下のような具体的な活用をご提案しています。

  • フレーム構造のレイアウト設計

    位相最適化計算の結果に基づき、剛性を最大化しつつ軽量なフレームレイアウトの原案を検討可能

  • フレーム径の軽量化設計

    必要な静剛性を制約条件として維持しながら、複数種類のパイプ径や厚みを最適化し、フレーム重量を削減するといった検討が可能

  • パーツ(アップライト等)の軽量化設計

    切削加工や溶接加工といった製造プロセスに合わせて、最適な肉抜き形状をデザインが可能

 

学生フォーミュラチーム向けの「OPTISHAPE-TS」の支援を開始!

当社では、学生フォーミュラ応援プロジェクトの一環として、自動車業界で幅広く採用いただいている1DCAE(MBD)ツール「SimulationX」のライセンス無償提供や操作教育などの支援を行ってきました。

そして今年からは、さらなる車両性能の向上と設計効率化を支援するため、新たに構造最適化ソフト「OPTISHAPE-TS」を用いた構造設計支援のご提案を開始し、今回最適化へのチャレンジを希望してくれた横浜国立大学、帝京大学の2チームへ講習会を実施いたしました。

 

OPTISHAPE講習会 当日の様子

今回の講習会では、実際に OPTISHAPE-TS を操作しながら、マシン開発における構造最適化手法の基礎を学んでいただきました。演習では、サンプルモデルでフレームの補強検討や、アップライトの高剛性かつ軽量な形状を目指したトポロジー最適化に取り組んでいただき、操作に関する質問だけでなく、「フォーミュラ設計にどのように活かせるか」といった応用的な内容についても多くの質問もいただくなど非常に意欲的に参加されている様子が印象的でした。

 

 

おわりに

横浜国立大学様、帝京大学様には授業やフォーミュラの活動でご多忙の中、ご都合を調整していただいたことで講習会の開催がかないました。誠にありがとうございました。

引き続き、ニュートンワークスでは、「SimulationX」・「OPTISHAPE-TS」というシミュレーション技術を通じて、1DCAE開発の重要性をお伝えしながら、学生の皆さんの挑戦を支援してまいります。